当日券でマクベスを見ました
どうもこんにちは〜ついにリサイタル始まりましたね〜!私はチケットが無いので、毎日"リサイタル 定価 譲"で検索しすぎてノイローゼになりそうな日々を送っています。定価不可・相場理解の取引が横行しててつらいですね…ああ…罪と夏見たいよ…ヽ(;▽;)ノほどほどにチケ探しがんばります。
さて、本題に入ります。
FC、一般と外れたマクベスですが、当日券で観劇することができました。初グローブ座でした。
- 観劇前日
母に協力してもらいそちらが繋がったのですが、電話が繋がったのは受付開始から40分後の12:40頃。番号は60番代で当日列に並んで気付いたのですがその日の当日券の番号の中では最後でした。ひい〜危ない!
地方住みなので、急いで新幹線と宿を確保し翌日会場へ向かいました。
- 舞台当日
列に並びチケットを購入し会場入りしました。思ったよりも会場が狭い!!wikipediaによると会場のキャパは700くらいのよう。そら狭いわ!
グッズを買って席へ。過去の舞台のパンフとかも買えるんですね〜知らなかった!
席は3階見切れ席で、手すりが結構高いのでステージ左側が全く見えないところでした。声は聞こえるのに誰の姿も見えない時とかあってちょっと残念。もちろん入れるだけで有り難いですけども!ステージの2階の方はよく見えました。
舞台を見るのは初めてで、シェイクスピアって難しそう&カタカナの名前を覚えるのが超苦手なためネタバレ、パンフ等見ていきました。以下レポというより感想です。
序盤は言葉の言い回しが難しくて何を言っているかわからなかったりしたんですが、次第にストーリーに引き込まれていきました。
マクベスとマクベス夫人は、魔物に翻弄されてどんどん狂っていき罪を重ね、最後は破滅に向かいます。ただ最初から冷酷な人間だったわけでなく、おそらく自分に対する自信のなさや弱さから罪を犯し、その罪に対する罪悪感から逃れるために狂ってさらに罪を重ねていったのではないかなと。そう考えるとあまり2人のことを悪者に思えませんでした。マクダフの妻と子どもに手を出したときにはさすがに腹立たしかったけど、もう後半は2人を楽にしてやってくれ…と思いながら見てました。
演出もすごく印象に残っていて、朝のシーンでは窓のようなセットの向こうから光が差し込んできたり、処刑のシーンでは首吊りのように黒い影がぶら下がっているのが写っていたりしていてセットの使い方が面白かったです。特に最後のマクベスがガラスの向こう側でマクダフに刺される時、ガラスが血で真っ赤に染まったのが印象に強く残っています。マクダフの夫人が殺されるシーンもだけど、姿は見えないけれど悲鳴だけ聞こえたり、ただ血で染まっていくのを見る方が恐怖感を強く感じました。
あとマルちゃんの演技。あんまりマルちゃんの演技をしているところを見たことがなかったんですけど、完全にマクベスでした。憑依してる感じ。もちろん存在感あるし、やっぱりかっこいいんだけどいつもとは全然違うオーラだった。あまり聞き馴染みのない長台詞だし、違和感あるのかなーと思ったけどそんなこともなく。マルちゃんの新しい一面を見れたような気がしました。
今まで地方に住んでいて劇場が遠いこともあって舞台よりライブ優先にしていて、今回が初だったんですが、行ってよかったです。拙い感想でしたが最後まで読んでくださった方ありがとうございました!